これから秋を迎えさんまが美味しくなる季節です。さんまはシンプルに塩焼きで食べるのが1番ですが、網やグリルにさんまの皮が引っ付いてしまいキレイに焼けないといった経験をする人が多いと思います。
「さんまの塩焼きはキレイに焼けないもの」と諦めずに、実はお酢を使うだけでキレイに焼けるので、今回はお酢を使ったキレイなさんまの焼き方を紹介します。
さんまを焼く時に皮が網やグリルに引っ付いてしまう理由は、身に含まれている動物性たんぱく質が熱で変化することで、網やグリルの金属と反応して熱凝着と呼ばれる現象が起きるからなのです。
この熱凝着を防ぐにはお酢に含まれているたんぱく質の変性作用を活用するのが効果的で、秋刀魚を焼く前にあらかじめ網やグリルに、お酢をキッチンペーパーなど含ませて軽く塗るだけで、皮が引っ付いてしまうことを防ぐことが出来ます。その為、さんまの焼き上がりもキレイになりますし、網やグリルの汚れも少なくなるので洗い物も簡単に済ませられるようになります。このお酢を使った活用方法はさんまだけではなく焼き魚全般に使うことも出来ます。